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28歳女の色々

映画

愛と誠 コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

愛と誠 コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

学芸会ノリのミュージカル調映画。斉藤工と妻夫木聡武井咲が観たくて借り。武井咲のお上品な可愛さ、最高。斉藤工は想像以上に気持ち悪かったなぁ。一青窈が出てたので、これは…と思ったらやはり音楽監督が。。予告編で嫌悪感感じて観る気なかったのに、観ちゃった。「告白」と同じで胸くそ悪い。本当気持ち悪くなる。でもね、徹底してるんですよ。どこまでも堕ちていく。目が回るような気持ち悪さ。まさに果てしなき渇き。生きている限りなんでもできてしまう可能性の恐ろしさにぞっとします。その徹底ぶりには賞賛ですが、このような恐ろしい映画が大々的に宣伝されてしまう映画界に恐怖を覚えます。こういうのはコアな人向けにひっそりと存在してくれればいいのですが。
17歳 [DVD]

17歳 [DVD]

17歳の何不自由無く、真面目に育った女の子が売春するお話。17歳って自我が目覚める反抗期、好奇心。友達と比べながら、自分は自分だなんて思えない。友達と比べたら、負けてる、勝ってる、それしか選択肢が無くてとても残酷だった。学校サボっても罪悪感のカケラも無かった。わたしにとって最も無敵な歳でした。小さい頃から親に、自分の身体を大切にしなければならないと教え込まれたからこそ、どうして大切にしなければならないのか身をもって知りたくなる、そんな実験的な過程を経る時期。だから売春とまではいかなくても、サラッとできちゃう。お金を取るとなるとまた意味が変わってくる。心の闇は絶対関係してくる。ただ、なかなか理由って出てこないの。「どうして少女はこんなことをしたのか」お金に不自由無い人間が万引きしてしまう理由とも似てる。歪んだ言動には必ず相応の背景が存在する。そうやってこじつけようとする、私達。どうしてあの時期あんなことをしてしまったんだろう、いつまで経っても謎なまま。映画だからできること。ザ・エンターテイメントです。
園子温監督の映画は愛があるなぁ。渇きを観た後だから特に。愛のむきだしみたく、ゆらゆら帝国を流してくれてたのでテンションあがった。キャストが豪華。個人的には成海璃子ちょい役出してくれたところが嬉しかった。すっかり女になってしまったなと。星野源×長谷川博己×二階堂ふみの組み合わせ良い。勝手にキュンキュンしちゃいました。そしてとても面白かった。でもたまに、おっそろしい毒が出てくるんだよな。決して安心して観れない。究極のエンターテイメントって言うけど、私達ってどんだけ刺激がほしいんだろうね。よっぽど日常がつまんないんです。